私のデスクトップオーディオは、アンプとパッシブスピーカーを4つ使ったマトリックスサラウンドです。
珍しいやり方ですが、音に包まれている感じがあって気に入っています。
今日はそのデスクトップオーディオを紹介します。
マトリックスサラウンドとは
マトリックスサラウンドとは、ステレオアンプ + スピーカー4台で疑似的なサラウンドを作り出す結線方式です。
スピーカーマトリックスとも呼ばれます。
フロントスピーカー2台は通常のステレオスピーカーの配線で接続し、リアスピーカーはLとRの差分の信号が出るように配線します。
リアスピーカーには、以下のような直列接続と並列接続の2パターンの接続方法があります。

並列接続の方が、直列接続に比べてリアスピーカーの音量が2倍出ます。
マトリックスサラウンドを導入した経緯
私が持っている音楽は、ほぼゲームやアニメのサントラですが、すべてステレオ音源です。
この音楽を、かれこれ20年ほどずっと書斎のデスクトップで聞いています。
最初はフロントスピーカー2個で聞いていたのですが、もっと音に包まれている感じが欲しくなり、色々試行錯誤してマトリックスサラウンドにたどり着きました。
私が試したのは以下のようなパターンです。
アンプ + ステレオスピーカー
最も一般的なステレオの聴き方です。
私の場合、最初はミニコンポから初めました。
AVアンプ
AVアンプを使って5.1chにするやり方も一度試しました。
しかしAVアンプ自体が大きく邪魔なこと、AVアンプのファンの音が気になったことなどデメリットが多くありました。
ニアフィールド向きのAVアンプが登場すれば話は変わるのでしょうが、今市販されているAVアンプはすべてリビングなど広い部屋で使うことが想定されており、デスクトップオーディオには不向きです。
マトリックスサラウンド (アンプ + ステレオスピーカー + リアスピーカー )
ステレオ環境に、リアスピーカーを足すだけで実現できるということで、余ったスピーカーを使って試してみたのが始まりです。
非常に気に入って、以降ずっとマトリックスサラウンドで聴いています。
現在の私のデスクトップオーディオシステム

PC
Windows11のPC。iTunesに音楽を入れています。
最初はMacでしたが、5年ほど前にWindowsに移行しました。
アンプ KAF-A55
USB-DAC兼アンプ。20年ほど前に購入し、ずっと使っています。
出力は、1ch10Wと小さいですが、デスクトップで聴く分には問題ありません。
出力が小さいアンプの方が小型なので、デスクトップにはむしろ有利です。
フロントスピーカー
ONKYOの2.1chシステムを買ったときについてきたスピーカー。
小型で取り回ししやすいので、ずっと使っています。
リアスピーカー
妻が持っていた5.1chシステムについていたSONYのスピーカー。
妻はオーディオに興味はなく、一緒に暮らすようになって余ったので、書斎のリアスピーカーとして使っています。
マトリックスサラウンドの良い点・悪い点
マトリックスサラウンドの良い点は、以下のようなものです。
- ステレオ音源を、自然なサラウンドにしてくれる。
- 機材の準備がしやすい
ステレオ環境(アンプ+ステレオスピーカー)に、リアスピーカー2個を足すだけで実現可能。
(※アンプの中にはバランス接続可能なアンプがあり、そのようなアンプでマトリックスサラウンドを行うと、アンプが破損するリスクがあります。バランス接続可能なアンプは少なく、レアケースではありますが。)
対して悪い点は、以下です。
- リアスピーカーの音量調整ができない
リアスピーカーの位置が遠いと、サラウンドを感じられなくなる。
音量調整のためには、もう一つアンプが必要そう。
- サブウーハーがないため、低音は響かない
サブウーハーを使いたい場合、2.1ch対応アンプを使う必要があるが、あまり対応しているアンプがない。
- 5.1ch用の音源を活用したサラウンドはできない
あくまでも、ステレオ音源をサラウンド化するだけ。
5.1ch用音源の場合、一度ステレオ音源に変換されてから音が鳴るはず。
このように色々と癖のあるマトリックスサラウンドですが、音源がステレオ中心で、デスクトップ(ニアフィールド)であれば、自然なサラウンドを体験できるのでおすすめです。
追記:アンプ2台に変更
アンプを2台に増やし、リアスピーカーの音量を調整できるようにしました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


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