位置を揃えて比較する

同じ対象物を異なる顕微鏡で撮影したり、一度取り外した後に再度設置して撮影したりすると、画像内での対象物の位置や向きが微妙にずれてしまうことがあります。
ImageDebuggerの「位置合わせ」機能(画像処理)を使うと、複数の画像間で対象物の座標を自動的に一致させることができ、その後の比較作業がスムーズになります。
※本手順では、解析機能の一つ「画像処理」が必要になります。

位置合わせされたメイン画面

画像間のズレによる比較の難しさ

異なる機器で撮影した画像をそのまま並べて「表示範囲連動」をオンにしても、対象物の位置がずれていると、拡大した時に一方の画像では見たい箇所が画面外に消えてしまうといった問題が起こります。
手動で一枚ずつ位置を微調整することも可能ですが、枚数が多い場合や厳密な比較を行いたい場合には手間がかかります。

「位置合わせ」機能で座標を正規化する

ImageDebuggerの画像処理メニューにある「位置合わせ」を使用することで、基準となる画像に合わせて他の画像の位置を自動で補正できます。

・画像サイドバーをONにし、「画像処理」を選択します。
・「画像処理を追加」をクリックし、画像処理「正規化」カテゴリから「位置合わせ」を追加します。
・基準画像(1枚目の画像)の中から、位置合わせのテンプレートとなるエリア(角や模様など)をROIで指定します。
・テンプレートマッチングにより、指定したエリアが一致するように基準画像以外の画像が平行移動され、座標が揃います。

これにより、画像内の同じピクセル座標に同じ物体が配置された状態になります。

位置合わせされたメイン画面

位置合わせによって座標が揃った後は、マウススクロールによる拡大などでも、同じ位置を拡大して比較することができます。