明るさを揃えて比較する

異なる露光時間や照明条件で撮影された画像を比較する際、全体の明るさが異なると、対象物の細かな色の違いや欠陥を見落としてしまうことがあります。
ImageDebuggerの「輝度正規化」機能を使うと、複数の画像間で明るさの基準を自動的に揃えることができ、純粋な変化点に注目して比較できるようになります。
※本手順では、解析機能の一つ「画像処理」が必要になります。

明るさの違いによる比較の難しさ

例えば、照明の強さが変動する環境で撮影された画像や、異なるカメラ設定で撮影された画像を並べて比較する場合、一方の画像が明るすぎたり暗すぎたりすると、コントラストの違いによって細部が判別しにくくなります。

明るさが異なる画像の並び

「輝度正規化」で明るさを揃える

ImageDebuggerの画像処理メニューにある「輝度正規化」を使用することで、画像全体の明るさを一定の基準に自動で補正できます。

  • 画像サイドバーをONにし、「画像処理」を選択します。
  • 「画像処理を追加」をクリックし、画像処理「正規化」カテゴリから「輝度正規化」を追加します。
  • 補正の方式として、「平均輝度指定」や「パーセンタイル指定」を選択できます。
    • 平均輝度指定: 画像全体の平均的な明るさが指定した値になるように調整します。
    • パーセンタイル指定: 最も明るい部分などの統計値を基準にして調整します(例:上位3%の明るさを最大値に合わせるなど)。

これにより、明るさが揃えられ、対象物自体の色の変化や形状の差異が見やすくなります。

輝度正規化されたメイン画面