画像を扱う業務では、パラメータを変えた複数の画像を取得して、比較することが多々あります。
パラメータが1種類ならば順番に並べるだけで良いですが、パラメータが2種類になった場合は、横軸にパラメータ1、縦軸にパラメータ2が変わっていくように画像を二次元的に並べると、比較がしやすいです。
ここでは、そのやり方を紹介します。
準備:ファイル名にパラメータを含める
画像を二次元的に並べるためには、各画像がどのパラメータに対応しているかをソフトが識別できる必要があります。ImageDebuggerでは、ファイル名に含まれる文字列を使用して画像を配置します。
- 命名規則の例: [パラメータ1](半角スペース)[パラメータ2].png
- 具体例:
- 5円玉 彩度0.png
- 5円玉 彩度1.png
- 10円玉 彩度0.png …
このように、ファイル名の中に「列」と「行」に対応させたいキーワードを含めておきます。
キーワードは半角スペースまたはアンダーバーで区切っておくとわかりやすいです。
列数・行数設定を有効にし、フィルター文字列(キーワード)を指定する
- メイン画面の右上にある「グリッド表示」をクリックし、グリッド配置設定を開きます。
- 列数・行数設定のチェックボックスをオンにします。
- 「フィルター文字列を指定」ボタンをクリックし、各軸に並べたいキーワードを入力します。
・列(横軸)の設定: 彩度0, 彩度1, 彩度2 …
・行(縦軸)の設定: 5円玉, 10円玉, 100円玉 …
入力した順番通りにグリッドが構成されます。ファイル名にこれらの文字列が含まれている画像が、対応するセルへ自動的に配置されます。

自動配置の仕組み
行と列両方にキーワードを指定した場合は、ファイル名の中に「列のキーワード」と「行のキーワード」の両方が含まれている画像を探し、その交点となるセルに表示します。
該当する画像がない場合はそのセルに画像は表示されないため、比較したい画像だけを綺麗に整列させることができます。

尚、列のキーワードのみ、または行のキーワードのみを指定した場合は、そのキーワードを含む画像が順に並べられます。
便利な機能
より効率的に比較を行うための機能を紹介します。
- 自動入力:
ファイル名から共通する部分や変化している部分を自動で抽出し、フィルター文字列の候補として表示します。一つずつ手入力する手間を省けます。 - 行と列を入れ替える:
ワンクリックで横軸と縦軸のパラメータを入れ替えることができます。 - ヘッダー表示:
設定パネルの「列名表示」「行名表示」をオンにすると、列先頭と行先頭にパラメータ名が表示され、現在の並びが一目で分かるようになります。
ファイル名を非表示にすれば、パラメータ名 & 画像のみ表示できます。